＞著者プロフィール

1979年。岐阜県在住。

美容室をはじめ、小さなお店や事業を複数運営する「HRS.creation株式会社」の代表取締役。

工業高校を卒業後、特にやりたい事や目標も無く、飲食のアルバイト経験からなんとなくで調理師専門学校へ進学。不登校も続き、わずか３ヶ月で中退してしまう。

その後、いくつものアルバイトの掛け持ちや長い無職の期間を経て、２４歳の時に美容室に就職。

美容師になろうと思ったきっかけは、フリーター時代にたまたまバイトしたのが美容室だったから。美容室での同期は、高校や専門学校を卒業したばかりの18歳や21歳。

とにかく早くスタイリストになるべく、自分で考えたカリキュラムを組み、なんとか半年後には入客できるスタイリストに昇格。

そして美容師になり４年で念願の美容室をオープンするが、若さゆえの自信や勢いだけで突き進んでしまう典型的な「経営の勉強をしたこともない、やり方もわからない」経営者になってしまう。

当然、店舗の運営もうまくいくはずもなく、次第に美容室の客数や業績が著しく悪化。

起死回生のため、藁にもすがる思いで様々なコンサルタントなどに運営改善の依頼するも、クーポンの追加や値引きなどによる悪循環に空回りしてしまう。

お店の経費や従業員の労力がさらに増え、利益の圧迫や従業員の退職が続くなどすべてがうまくいかず、お店の資金も底を尽き始め倒産寸前にまで追い込まれてしまう。

自身の体調を崩したことを機に、今までとは真逆の発想の店舗運営に偶然切り替わり、経営で余計なことは一切やらない「引き算の経営(ヤメ活®︎)」にたどり着く。

徐々に店舗展開や新事業も立ち上げ、月商は70万円から1000万円へ。創業対比率で利益36倍、売り上げ1430%アップを達成。

雑誌の取材や、美容師への想いや経営観も深くなり、現在も現役の美容師としてほぼ毎日フロアに立っている。

美容室で取り扱う新商材開発にも力を入れ始め、ヤメ活®︎の核となる「天然小麦粉カラー」を自社開発し、システム単純化に成功。

2018年より差別化経営を希望する全国小麦粉カラー加盟サロン(現在129店舗)への講師としても活動。実践した多くのサロンは、新規のお客様をお断りするほどの繁盛店に成長している。

2022年9月、noteブログにて「引き算の経営」を継続中、同文館出版社からお声をいただき「引き算の経営」～小さなお店がムリ・ムダ・ムラをなくして利益を上げる～を発売。